定義の厳密性
勤務日。
関連研究項目、結論部分を書いて、コメントの反映をする。割と色々出てきて参考文献もりもりな内容になった。ここらへんも文系の研究っぽい。
追加実験の意義を考える。厳密に定義を整える必要があるのかなど。工学的には結論が定量的に出力されるのでそこまで厳密な定義は必要ないと思っていて、若干の意味の違いは吸収されると思っている(検証して数字が良ければ妥当であろうと言うスタンスが取れるので)。それでいいのかは置いといて。
ただ何かの対象に対して科学的に定義を整えるとなると、精度で検証ができないのでその違いを粒度細かく丁寧に分類しなければいけない。そのためにはかなり先行研究を整理する必要があるし体系的に整える必要もある。だが工学はそういう研究のもとに成り立っていると思っているので必要な作業であると信じている。
午後からはオンラインセミナーに出席。
半分大学院の説明会のような内容だったので新しい話は何もなかったが、パネルディスカッションに初めて参加し、どのような内容なのか、どのように行われているのか知ることができでよかった(いままで学会のパネルディスカッションは全てパスしていたのでなにが行われているのか知らなかった)。元有名研究室の引き継ぎの人の話を初めて聞いた。もっとこわい人かと思っていたが、すごく柔和な人だったので安心。そういう人を後任に選んだのかなと思う(コミュニティ的には良いことだと思う)。